このコラムでは、体のバイオリズムを把握することで健康の管理に役立てればと思います♡
生理前や生理中など、なんとなく体がだるくなったりイライラしたりと自身の体に変化があることは何となくお気づきだと思います。
でもそれって体では一体、何が起こっているのでしょうか?
このお話は女性だけでなく、男性も知っておいて損はないですよ♫
あれ?今日は彼女の機嫌悪いな~とか、眠そうだな~とか気づく男性も多いはず。
それはホルモンの影響大デス。
もともとの性格もあるかもしれませんが・・笑
今日は女性の体調と深く関わりのある生理周期と体調の変化についてお伝えします。
まずは、医学的な生理の【正常な状態を知る】ことから始めましょう。
24日未満は生理周期が短く、39日以上は生理周期が長いとされホルモン分泌がスムーズでない可能性があります。
生理は環境の変化や精神状況で左右されやすいので、上記の症状が数ヶ月続く場合は1度病院に受診されることをお勧めします。
ちなみに生理周期の数え方ですが、生理が始まったその日を1日目と数えます。
もし、妊娠を考えている場合は生理1日目から基礎体温をつけることをお勧めします。
出血の期間は、3日未満で短く7日以上だと長いとされます。
血の塊が出たり、黒っぽい色は何か病気が隠れていたり骨盤内の血流があまりよくない状態と言われています。
女性の生理周期は主に4つの時期に分かれており、ホルモンの変化によってお肌・カラダ・ココロの調子に影響しています。
《生理中》ホルモン分泌が最も低い時期。デリケートな精神状況。
出血期間を生理期と呼び、不要な子宮内膜を排出するデトックス期です。
基礎体温では体温が低下し、ホルモンの分泌も低下するため以下のような症状が出やすいとされています。
代謝が落ちている時期なのでダイエットなどは控えた方が良い時期です。
◆体温低下:高温期に分泌される黄体ホルモンの分泌が低下する為。
◆肌の乾燥:肌を潤し、コラーゲンの合成作用を持つ卵胞ホルモンの分泌が低く肌が荒れやすい。
◆貧血:生理による出血で貧血になりやすく、フラフラしやすい。
《排卵前の週》絶頂期。心身ともに調子いい時期
妊娠に備え卵胞が育つ時期です。
【エストロゲン】 別名、美肌ホルモンと言われるお肌の弾力と関わるホルモンが最も分泌される時期です。
◆美肌:卵胞期にはエストロゲンという、美肌とも関わりのある女性ホルモンが多く分泌されます。お肌のハリや潤いが増す時期です。
新しい化粧品を試すならこの時期がオススメです。
◆精神安定:副交感神経が活発になり、精神的にも安定。
◆おりものの分泌が増える。
《排卵後の週》体調は段々と下降気味に。
卵胞がおおよそ20ミリに達すると排卵するそうです。
おりものの分泌が増えて、妊娠しやすい時期です。
◆体温の上昇:黄体ホルモンの分泌が高まり、体温が徐々に高まります。
《生理前の週》不調期。精神不安定や肌の不調も。
妊娠に備えて、子宮内膜が厚くなり体温も上昇。
◆肌荒れ:黄体ホルモンは男性ホルモンと類似している部分があり、油分を多く分泌。
そのため、ニキビが出やすいなどの肌の調子が不安定に。
◆むくみ:妊娠に備えようと体が栄養や水分を溜め込みやすい。
◆精神不安定:情緒不安定になりやすい。(イライラ・悲しいなど個人差あり)
1ヶ月で女性の体はこんなに変化があるなんてびっくりですよね。
自分の体の変化を知っていれば、なんで不調なのかがわかるので少しは不安が解消されるのではないでしょうか?
次回は、各生理周期の不調をご自身でケアする方法をお伝えします。
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